ICEスコア
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ICEスコア

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ICE = 影響力(Impact)-信頼度(Confidence)-容易性(Ease)は、意思決定に使えるプライオリティ付けのスコアのこと。ICEのフレームワークはショーン・エリスによって考案されたもので、優先順位付けのための成長実験に使われる。プロダクトマネジメントの場面で使われることが多い指標だが、アイデアの優先度付けなど日常のあらゆる側面で応用できる。

🔖 もくじ

💡 ICEについて

ICEはたくさんのアイデア・プロダクト・実行すべきステップの中から、分析まひを防いで優先順位の高いものを見定める手助けをするためのもの。各項目を下の3要素に分け、それぞれを1~10の間でスコア付けすることで算出できる。

  1. Impact(影響度) は、そのアイデアによって生まれるメリット・効果のこと。そのアイデアはKPIにどの程度影響するか?
  2. Confidence(信頼度) は、そのアイデアを実行に移すとして、どれほどの確度で成功させられるか?
  3. Ease(容易性)は、そのアイデアを実行するのに必要な労力とリソースの推定値。容易性が高いほど必要とされる作業量は少なくなる。

ICEスコアは、最終的にすべてを掛けた値となる。

✂️ つかいかた

1. アイデアを集める

まず、優先順位をつけたい全てのアイデア/プロダクトを集めてリストする。

ヒント:下のボードを使うとアイデアを構造化できる。

  • 未評価の欄は、これから優先度を検討するもの。
  • 優先度低の欄は、以前のICE評価で優先度を下げたもの。
  • 優先度高の欄は、ICE評価で優先度が高いとされたもの。
  • 実行の欄は、既に実行フェーズにあるもの。

Ideas board

未評価
優先度低
優先度高
実行

2. 各アイデアを3つの視点で評価する

それぞれの項目について、影響度・容易性・信頼度に1~10の間でスコア化する。評価軸が一貫してさえいれば、1~10の数字がそれぞれ何を意味している中は自由に決めることができる。

  • Impact(影響度):どのくらいのインパクトがあるか? (どんな価値を提供できるか?)
  • Confidence(信頼度): 期待されるインパクトがどの程度の確度で実現可能か?
  • Ease(容易性):そのアイデアやプロダクトの開発、テスト、ローンチはどれくらい簡単にできそうか?

Idea evaluation

Idea / Feature影響度 スコア信頼度 スコア容易性 スコアICE スコア
アイデアA(例)
4
9
7
252
アイデアB(例)
7
8
2
112
0

3. アイデアを順位づけする

スコアが高い順に各項目を並べ替え、上位にあるものから絞り込んで実行に移していく。(ステップ1で作成したボードを更新する!)

ヒント:スコアの高かったもののうちいくつを実行に移すかが難しいポイント。そこで80/20ルール(上位20%のタスクを選ぶ)が1つの基準になるかもしれない。たいていは最重要と判断した1,2項目を選ぶ。

🌊 使いかたの例

👉

下の例をコピーして例の部分だけを削除すると手っ取り早くICEを使えます。

1. アイデアを集める

未評価
元画像の編集
画像にフィルターをかける
友達を探す
”フォロー中”欄を確認
ユーザー検索
ハッシュタグ検索
優先度低
優先度高
実行

2. 各アイデアを3つの視点で評価する

Idea / FeatureImpact scoreConfidence scoreEase scoreICE score
友達を探す
9
10
4
360
”フォロー中”欄を確認
8
7
6
336
ユーザー検索
7
6
8
336
元画像の編集
7
9
5
315
画像にフィルターをかける
5
6
4
120
ハッシュタグ検索
5
8
3
120

3. アイデアを順位づけする

未評価
優先度低
画像にフィルターをかける
ハッシュタグ検索
元画像の編集
優先度高
友達を探す
ユーザー検索
実行
”フォロー中”欄を確認

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